若い頃から、誰よりも多く無視に刺されることが自慢(?)でした。
汗かきでO型でビールが大好きな私としては、当然といえば当然です。
なので、虫に刺されて当たり前。
夏は痒みとの戦いでも当たり前。
その割には虫よけスプレー等の予防はせず、痒み止めの薬も
限界まで我慢して、まわりに促されてやっと塗布するというのも毎年のこと。
…なんですが。
先日左腕に、虫刺されであろう痒みと腫れが認められました。
「今シーズン一発目だわ」なんて思いながらポリポリ。
「掻くと広がるんだよね」と思いながらコシコシ。
そうこうしているうちに3日ほどで鎮静化。
その翌日。
同じ左腕に、まぁまぁのサイズの虫刺されをふたつ発見。
「ホントに蚊?」と疑わしくなるほどの盛り上がり。
その翌日。
左の腕は、左のふくらはぎほどにまで急成長。
この頃には、痒いというより痛いという状態。
それでも、「明日で3日だから大丈夫!」と楽観視。
楽しみにしていた3日目の朝。
起きがけに、いつもより視野が狭いような気がしつつ鏡を見れば…。
右目の瞼が大きく腫れあがっており、さすがに観念して皮膚科に直行。
虫刺されで受診するなんて人生初です。
これも加齢によるものなのかと少々げんなり。
先生に、「虫刺されくらいですみません」と言うと
「虫刺されを甘く見ると後悔しますよ!」とお叱りを受け、
塗り薬と飲み薬をいただいて帰りました。
虫刺されが重症化した原因は、加齢によるものではなくアレルギー反応とのこと。
それを聞いてまんざらでもない私に、「アレルギーがあるなら予防してください!」と
言われた私は、先生よりはるかに年上です。
そんなわけで終礼時。
「みなさん、虫刺されに注意しましょう!外に出る時には虫よけスプレーなどで
しっかり予防してくださいね~!」と、右目を腫らし、左腕にガーゼを巻かれた私が言うので
説得力が倍増しました(笑)
大きな大きな大根のようだった左腕が、一般的な大根のサイズに戻るまでに1週間。
恐るべし虫刺され。
でも、まだ虫よけスプレーを購入していないことはナイショにしてください。
