土曜日。
ここのところの寒さで、なんとなくしょんぼりして見えた観葉植物さん。
特に土日はお世話係の仲良しさんも来ないので、慰めとご機嫌伺いを兼ねて
お手入れをするために出社。
この植物さんがBRIstに来てくれてから約1年。
静まり返った作業室にいると、否が応でもこの1年が思い起こされる。
楽しいことよりキツイことの方が多かった1年。
嬉しいことより悔しいことの方が多かった1年。
それでも、わずかな楽しいことと嬉しいことのおかげで踏ん張ることができた1年。
たくさんの方に支えられ、励まされ、時には愛あるお叱りを受けながら、
ただひたすらに、ひたむきに、前だけを見て駆け抜けた1年。
目指す方向に間違いはなかったと、芽吹いた新葉たちが教えてくれているような、
そんな気がしてグッときたりして。
気が付けば、この1年でBRIstにもいっぱいいっぱい芽が出てくれた。
すべての新芽がかわいい花をつけ、実を結ぶよう、私たち職員は
よく肥えた土であり、適度な水分であり、あふれんばかりの陽射しでありたいと願う。
